大阪のレンタルオフィス  SOHO LINK 長堀

スタッフブログ

#お腹の中の憩いの部屋

お腹の中の憩いの部屋

 

10月7日の金曜日の朝 体がだるく熱っぽいし、お腹が痛い。

寝ていれば治るかと午前中は様子をみていたのだが、どうもおかしい。

右の腰骨から2センチくらいおへそ側の腹部にぽっこりとしたしこりができて、

指でそれを押さえるとすこぶる痛い。

これは、やばいと思って係りつけの内科医へ。医師は、触診のあとCT撮影を指示して、

出てきた結果は「上行結腸憩室炎」。やはりと思った。

と言うのも15年ほど前にも同じ痛みの経験をして入院をしている。

 

今回も医師の紹介で、翌朝 総合病院へ行き、そのまま入院治療とあいなった。

 

そもそも憩室とは、大腸が風船のように外側に膨れてできた窪みである。

この窪みの名をいつ誰がつけたかは知らないが、何故「憩いの部屋(室)」なのか?

 

憩室があっても普段は何ともないのであるが、腹具合を悪くした時などに、

ばい菌がその穴に入りこんで暴れると炎症が起きる。これが憩室炎である。

ばい菌にとっての憩いの部屋なのだろうか?

 

さて、治療はというと外科的な手術は一切なし。

腕に点滴の針をしっかりと固定され、10日間の治療計画が示された。

8日の初日からは、絶食して四六時中ブドウ糖の点滴を流し、日に3回の抗生物質の投与。

お腹の中を空っぽにするまで何回となく排便に通う日が続く。

それこそつい最近、大隅教授が発見してノーベル賞を受賞された「オートファジー(自分を食べる)」状態である。

ようやく5日目の朝方には、腹の痛みがなくなってくる。

 

やっとここから食事が始まるが、先ずは全粥からの様子見。

全粥とはサラサラの重湯でおかずは具なしの薄い味噌汁と哀れなものである。

しかし、絶食していた後では、それでも美味しい。

    

(写真           全粥                                    三分粥                                     七分粥                 )

食べてもと言うか飲んでもというか、異常をきたさなかったので、

日を追うごとに三分粥 五分粥 七分粥 全粥と内容が上がっていく。

それにつれて点滴や抗生物質の量も減っていって治療終了となる。

 

中には途中でぶり返す患者さんも居るとのことで、その場合はまた一からやり直しだそうである。

そうなったら悲劇。

 

幸い私の場合は、順調に回復して14日には点滴の針を抜いてもらい、

15日の土曜日の朝にようやく退院できた。その朝は、まさに私の退院を祝ってくれているかのような秋晴れ。

丁度、孫の幼稚園の運動会の日で病院からそのまま運動会場へと駆けつけたものである。

(写真 退院の朝)

治療が終わっても憩室そのものは無くならない。これからも付き合っていかないと仕様がない。

ばい菌君があばれないように祈るばかりである。

 

お問い合わせ